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きりと表明することは難しい。しばらくの間、「患者個人のみの自己決定」ではなく、「患者と家族の共同意思決定」というのが、臨床場面では実際的であろう。個の確立に伴う個人主義の発達とともに自己決定が次第に当然のことになってくるであろう。
家族は、「家族が患者に代わって意思決定をしてもいい」という考えではなく、患者と家族がよく話し合って、できるだけ患者の希望を尊重するように努力する必要があろう。

 

 

 

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